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16人に一人が乳がんにかかる ~女性のがんで最も多い~


今、日本女性の16人に1人が乳がんにかかるといわれ、近年若い女性にも増えています。
ここ30年の乳がんの急激な増加は、豊かになった食生活で初潮から閉経までの期間が長くなった事や、ライフスタイルの変化(晩婚・高齢出産・少子化)がエストロゲン(女性ホルモン)の分泌に影響しているためとみられています。

亡くなる人は年々増加し、今では1年間に約1万人にもなります。しかし、乳がんへの関心も検診の受診率もまだまだ低く(約1割)、気づいた時には進行がんという状況です。

早期発見すれば高い確率で治療できるがんであるにも関わらず、現在の日本では、乳がん患者数・乳がん死亡者数共に、年々増加しています。8人に1人が乳がんを患うといわれている米国でも、ピンクリボンキャンペーン等により乳がん検診を受ける人が増え(約8割)、現在死亡率は減少傾向にあります。

乳がんに関する基礎知識乳がんに関する基礎知識


90%の人が10年生存。早期に発見できるほど完治も望める 



乳がんは早期発見であるほど治癒率が高い病気。
2センチ以下のしこりで、リンパ節への転移がない状態(Ⅰ期)であれば約90%の人が10年生存している、つまりほぼ完治しているという結果が出ています。

また、がんが小さいうちに発見できれば女性にとって大切な乳房を温存できます。早期発見につなげるためにもセルフチェックや定期検診を心がけましょう。

乳がんセルフチェックの方法について
乳がん検診について

乳がんに関する基礎知識

乳がんにかかる人は30代から40代にかけて急増します。



「乳がんはまだ私には関係ない」と思っていませんか?
乳がんにかかる人は30代から40代にかけて急増しています。ピークは40代後半。
「閉経後は大丈夫」「年齢の高い方にない」ということもありません。また、若いからといって油断はできません。乳がんは何歳でもかかる可能性があります。
乳がんにかからないといえる人はひとりもいないのです。
残念ながら、現在乳がんの予防法はありません。しかし早期発見(2cm以下のしこり、ワキの下のリンパ節に転移がないものを早期がんといいます)であれば約90%の人が治癒します。

早期発見のために、セルフチェックや検診が大切なのです。

乳がんに関する基礎知識
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